祝電や弔電を打ちたいと思って迷ったことはないでしょうか。
普段電報を打つ機会は少ないですから、どこに申し込むのか、どのような文面で打てばいいか、迷うのは当然のことです。
E-mail が全盛の現代においては手紙ですら書く機会は少なくなっており、電報にいたっては打ったことがない人も多いと思われます。
しかし、このような時代だからこそ、手紙や電報は存在感があり、結婚や慶事で祝電をもらうのはとてもうれしいものです。
メールと違い、電報は目に見える形で後々まで記念品として残りますから、思い出の写真と一緒にアルバムなどに入れて残しておくと素敵な宝物になりますね。
電報の文が思いつかなければ、NTTの慶弔電報用文例(http://dmail.denpo-west.ne.jp/o/W_D0206P0010040P.do)を使うのも一つの方法です。
例文ごとに番号がふられていますので、自分の気に入った文をそのまま使うのであれば、申し込み時に番号を伝えるだけで電報を打つことができます。
一例をあげると、結婚お祝いの文例として、0003番で「お二人の前途を祝し、併せてご多幸とご発展をお祈りします。」があります。
特に文を変更する必要がなければ、全く手間もかからず電報を打つことが出来るわけです。
ただし、お祝い事であれば心に響く文面にしたいもの。
結婚式の披露宴では祝電の内容が紹介されますから、心温まる文面は新郎新婦の涙をさそうこともあります。
友人や職場の同僚、上司、後輩であれば、新郎新婦にまつわるちょっとしたエピソードを交えながら文を作ると強く印象に残りますね。
電報は電話で115番にかけることにより申し込むことができますが、最近ではネットによる利用も可能です。
電報の例文をパソコンの画面でリアルタイムに確認しながら打電を申し込むことができますので、どちらかというと、こちらの方がお勧めですね。
電報を打つときに注意したい点としては、申込時間により配達される時間が異なるということです。
特に結婚の祝電は、結婚披露宴で紹介されるときまでには届いて欲しいもの。
配達日時を指定できますから、お祝い事などは出来るだけ余裕をもって電報を打つことが望ましいですね。
もうひとつ大事なことが台紙です。
最近はカラフルで人気のキャラクターをあしらったものなど、非常に種類が豊富ですから、目的に合わせて選ぶといいでしょう。
中にはメロディ付きの台紙もあり、もらったときに思わずうれしくなります。
電報は大きな慶弔時にだけ使うものであるという先入観をなくせば、活用範囲が広がります。
子供の誕生日に、子供へのメッセージを載せた電報を毎年送ってみてはいかがでしょうか。
きっと素敵な思い出のプレゼントになるでしょう。
もう一度電報を見直して、活用したいものですね。