引越に伴うお祝がありますが、通常はあまり行われていないようです。
お祝いですのでやはり相手の方が引越しで今よりいい環境(例えば新築一戸建てに)に引っ越すとか、栄転で転勤などが考えられます。
引っ越し祝いは、引越しにの伴う出費が多いことから、通常は現金か商品券が一般的だといわれています。
先方に渡す時期ですが、引越しは精神的にも体力的にも消耗するので、なるべく早い時期にお渡ししましょう。
引越しがあとから分かった場合は、落ち着いてからお渡しするようにしましょう。
「引越し祝」の相場は、一般的に5,000円〜1万円が相場と言われています。
親戚・兄弟姉妹では3万円〜5万円が相場となるようです。
また、水引は紅白の蝶結びのものを使用します。
表書きは「御餞別」「御贐」「おはなむけ」「祝御転居」「祝お引っ越し」です。
さて以上は引越しを見送るほうからの話でした。
では引っ越し祝いをいただいて、そのお返しはどうしたらいいのでしょう?金銭や商品券などで受け取った場合は、その金額の3分の1くらいが目安だと言われています。
また「餞別」の場合は、基本的にお返しはしなくても構わないと言われています。
お返しをする場合は、紅白の蝶結びの熨斗紙に、表書きは「御礼」として品物を贈ります。
石鹸や洗剤、菓子折りなどが一般的です。
お返しをしない場合には、お礼状を送るのが礼儀です。
引っ越し先の住所等をお知らせする、「転居はがき」に一筆お礼を言葉を書き加えるのも良いでしょう。